最初に断わっておきますけど、これ、僕の友達の話です。痴漢したら転職する羽目になります。
大学の時からの遊び友達なのですが、少し前に困ったことに巻き込まれたそうです。

彼の名前は智仁。苗字は、、伏せておきます・・・

智仁は新卒で大手某マスコミ会社に入社しました。

訳あって社名は伏せますが、誰もがうらやむ大手で華やかな企業です。

一方の僕は、都内の中小規模のメーカーに新卒で入社しました。
名前はそれほど知られていないものの、業界内では高いシェアを占めている製品を作っているので、安定しているといえば安定している企業でした。

まぁ僕の話はいいです。
今回は智仁のとんでもない話を書くことが目的なのですから。

ストレスから満員電車で痴漢するのが癖に

とにかく誰もがうらやむ社会人人生の転機が訪れたのは、僕らの社会人生活歴が10年に迫ろうという頃のことでした。

智仁も僕も32歳ごろのことだと思います。

その事件が起きたのは、夏が終わりに近づいている9月下旬のことだったと記憶しています。

智仁は、その日も会社に出勤するために朝の通勤電車に乗ったのだそうだ。

智仁が利用するその営団地下鉄は、いつものように混んでいたらしい。

満員電車がぎゅうぎゅう詰めなのは、都内に住むサラリーマンであれば皆経験済みのことだろう。

満員の中、男性であろうが女性であろうが隣の人と密着するのは本当に気まずい思いをする。

密着するのが男性であれば、汗かきの太った人の体に触ると気持ち悪いですし、息がくさい人と顔が近ければ誰しも吐きたくなることでしょう。

剥げている人の頭皮がホホにぴったりとついて、泣きそうな気持になったこともあります。

ですが、横で密着するのが異性、女性である場合、こちらが何もしてなくても人生が終焉してしまう危険があるので、次の駅で一旦降りて、汗臭い野郎どもが固まっている空間に移動するようにしています。

「触ったでしょ!」

と密着空間でいわれたとき、なんと返事していいかわからないからです。

そのまま駅員さんに連れていかれたて、鉄道警察隊のところにしょっ引かれたら、人生ほぼ破滅します。

無実、無罪、やってない、冤罪

こうしたことをどうやって証明すればいいのでしょうか。

なので、満員電車では必ず女性の近くには立たないというのが鉄則です。
手も両手をあげてつり革などをつかむのがいいでしょう。

・・・
ですが、智仁は違ったみたいです。
満員電車に乗ってある日出来心を起こしたようでした。